「コロタイプでプリントを作ってみたいけど、高いのでは?」
「どうやって注文したらいいか分からない」
といった方々に、おためし感覚でご利用いただけるシステムです。
商品のラインアップは3種類。
名刺や手札サイズの可愛らしいメッセージカードを作るもよし、ポストカードサイズで、オリジナリティ溢れる暑中見舞いや年賀状も作成できます。さらに、お部屋やオフィスに飾る額装作品を作りたい方には、8x10inch サイズの見応えあるコロタイププリントをお勧めします。
初めてのコロタイプ。あなたならどれを選びますか?
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つくる現場をご紹介します
便利堂は、明治20(1887)年に書店として創業しました。コロタイプ工房は明治38(1905)年に開設され、以来、絵はがきや美術図書、多数の文化財や美術品のコロタイプ複製を制作してきました。近年は、海外アーティストからの制作依頼も多数手がけています。
制作現場には使用年数が50年を超える重厚感のある印刷機が並び、ベテランや若い職人が日々プリントに向き合っています。伝統を守りつつも、未来に向けた技術の革新に挑戦し、コロタイプの継承と存続に取り組んでいます。
湿度が一定に保たれたコロタイプ印刷工房。
加湿器の蒸気が照明にきらめき、ガタンガタン…ブオーンと重厚感のある音を立てる機械の周りを、職人たちが忙しそうに立ち回ります。彼らが目で追う先に次々と生み出されるプリントは、しっとりと艶感のあるコロタイププリント。
インキの量は十分か…
版の状態は保たれているか…
刷り上がりに不備や荒れはないか…
さまざまなことに注意を払いながら、皆様のお手元に届けられるプリントが仕上げられていきます。
インキを練る
コロタイプのインキは亜麻仁油を主原料とし、多いものは顔料が60%含まれているとても堅牢なインキです。非褪色性に優れているので大切な写真などをプリントし、額装して飾ったり保管したりするのに適しています。便利堂では工房のために手練りで生成された40色以上のコロタイプ専用インキを使用します。
インキを出す
動くインキ台の上に、練り込まれたヘラやローラーを使ってインキをのせます。均一であることが重要なだけでなく、刷り上がりの濃淡やコントラストも職人の目視と手技で調整されます。
版を湿す
コロタイプの版は、ガラス板の表面に感光剤を混ぜたゼラチンを塗布しイメージが焼き付けられた物を使用します。ゼラチンの膨潤による凹凸と、それに含まれた水分と油性インキの反発を利用してプリントされるので、職人は時折版に水分を与えます。
刷り上がり
一枚ずつ手差しで機械に挿入された紙は、円筒形の動圧部分でガラスにふれてプリントされます。刷り上がった紙を機械から取り出し合紙に挟む職人の身振りはとてもなめらかです。ゆったりとした動作には無駄のない美しさがあります。
仕上がりを確認する
同じ版を使って重ね刷りをし、イメージの濃淡を調整します。動力機を使っているとはいえ、インキや版の状態を調節するのは職人の腕。同じ調子の刷り上がりを保つのは至難の技です。刷り上がったプリントの品質を慎重に確かめます。
商品一覧
名刺サイズ
セルフポートレートやお気に入りの写真・絵をプリントした、とびきりの一枚をつくりませんか?鮮明な活字やロゴはもちろん、書や鉛筆で描かれた手書きのサインも美しくプリントできます。
名刺、ショップカード、手札サイズのプリントとしてなど、さまざまなシーンでご活用いただけます。
印象に残る名刺で、良いお付き合いのスタートを。
選べる紙種
和紙「機械漉き三椏鳥の子」
日本では長きにわたって愛されてきた和紙「鳥の子」。元来は栽培の難しい雁皮を主原料に漉かれ「紙の王」と呼ばれましたが、材料難から近縁の三椏や楮を原料にするようになりました。三椏を主原料に生産されたこの和紙は表面に艶があり、インキのなじみも良いため、上質な黒の階調表現が可能になります。
洋紙「PHO 淡クリーム」
「Photograph=写真」に由来する名前を持つこの紙は、1949年に富士フィルムによって写真印画紙用原紙の作り方を応用して製造されました。表裏共に平滑に仕上げられており、きめ細やかな肌触りでありながら、しっかりとしたこしがあります。ややクリームかかった色目を使用することで、コントラストを保ちながらも温かみのあるプリントになります。
片面でも、両面でも美しく
たくさんの情報を載せなければならない名刺。文字を載せる表面に対し、お仕事を紹介する画像やデザイン性を盛り込んだイメージを裏面に載せてはいかがでしょうか。もちろん、写真と文字を組み合わせた画像による片面の名刺でも、紙とコロタイプによる独自の風合いは、受け取った方に印象を残すでしょう。
色を添えて
もともとモノクロの写真印刷技術として一時代を築いたコロタイプですが、便利堂では、黒のインキの他にも、さまざまな色のインキを使用しています。その中から、風合いのある写真に好んで用いられる “ セピア調 ” と、日本古来の染色方法として愛されてきた藍をモチーフとした “ インディゴ調 ” を準備しました。職人が調色し導き出した独自の色で、一味違った作品の仕上がりになります。
色情報:セピア調: インディゴ調:
選べる紙種
和紙「機械漉き三椏鳥の子」
日本では長きにわたって愛されてきた和紙「鳥の子」。元来は栽培の難しい雁皮を主原料に漉かれ「紙の王」と呼ばれましたが、材料難から近縁の三椏や楮を原料にするようになりました。三椏を主原料に生産されたこの和紙は表面に艶があり、インキのなじみも良いため、上質な黒の階調表現が可能になります。
洋紙「PHO 淡クリーム」
「Photograph=写真」に由来する名前を持つこの紙は、1949年に富士フィルムによって写真印画紙用原紙の作り方を応用して製造されました。表裏共に平滑に仕上げられており、きめ細やかな肌触りでありながら、しっかりとしたこしがあります。ややクリームかかった色目を使用することで、コントラストを保ちながらも温かみのあるプリントになります。
色を添えて
もともとモノクロの写真印刷技術として一時代を築いたコロタイプですが、便利堂では、黒のインキの他にも、さまざまな色のインキを使用しています。その中から、風合いのある写真に好んで用いられる “ セピア調 ” と、日本古来の染色方法として愛されてきた藍をモチーフとした “ インディゴ調 ” を準備しました。職人が調色し導き出した独自の色で、一味違った作品の仕上がりになります。
色情報:セピア調: インディゴ調:
8x10inch
見応えも十分な 8x10inch サイズ(20.3×25.4cm)のコロタイププリントが制作できます。
素敵なフレームに入れたら、プライベートスペースやオフィスの壁面に映える作品になること、間違いありません。
保存性の高いコロタイプなら、日常的な展示や後世にのこしたい家族の肖像にもぴったりです。
記憶に残る写真、記憶に残したい写真を、生活を彩る一枚に仕上げませんか?
選べる紙種
和紙「機械漉き三椏鳥の子」
日本では長きにわたって愛されてきた和紙「鳥の子」。元来は栽培の難しい雁皮を主原料に漉かれ「紙の王」と呼ばれましたが、材料難から近縁の三椏や楮を原料にするようになりました。三椏を主原料に生産されたこの和紙は表面に艶があり、インキのなじみも良いため、上質な黒の階調表現が可能になります。
和紙「機械漉き楮」
ざっくりとした肌触りと透け感の美しい薄手の楮紙です。インキの吸収が良く、顔料の滑らかでリッチな色のりを支えます。もともと楮の繊維は太くて長いため、ベタ面には細かな繊維の浮きが生じるかもしれません。それも楮ならではの風合いとしてお楽しみいただけるような軽やかさが特徴の和紙です。
和紙「機械漉き鳥の子 白」
機械漉き三椏鳥の子とは違い」、雪のように白く、やや透け感のある風合いに仕上げられています。キリッと締まりのある黒の表現を望まれる場合に特に適しています。にわかに繊維を感じる表面は、さまざまなイメージ表現に風合いを添えます。
洋紙「PHO 淡クリーム」
「Photograph=写真」に由来する名前を持つこの紙は、1949年に富士フィルムによって写真印画紙用原紙の作り方を応用して製造されました。表裏共に平滑に仕上げられており、きめ細やかな肌触りでありながら、しっかりとしたこしがあります。ややクリームかかった色目を使用することで、コントラストを保ちながらも温かみのあるプリントになります。
色を添えて
もともとモノクロの写真印刷技術として一時代を築いたコロタイプですが、便利堂では、黒のインキの他にも、さまざまな色のインキを使用しています。その中から、風合いのある写真に好んで用いられる “ セピア調 ” と、日本古来の染色方法として愛されてきた藍をモチーフとした “ インディゴ調 ” を準備しました。職人が調色し導き出した独自の色で、一味違った作品の仕上がりになります。
色情報:セピア調: インディゴ調: